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はがき伝道 2024年7月18日
はがき伝道 429号 行動
はがき伝道 令和6年3月429号 真福寺
「汝の行動は汝の預言者」聖書
私が今とている行動はそのまま未来を予見している。
亡くなった父は「蒔かぬ種は生えぬ」と口癖のように言っていた。
小学校以前ですが、
朝起きると草取り、
冬から麦踏み、
百姓の仕事をさせられました。
勉強など教えない。
本読む更々無しでした。
しかし、父は日々筆を執り、
本を読んでいました。
毎日働き詰めでした。
ただ、父の発案した事業はだいたい失敗していました。
養鶏、養魚、植栽(桃李、他)寺院経営を成り立たせるための事業です。
最期はサラリーマン(明治乳業、進駐軍、関東配電、農協、他)をしていました。
寺で「ベークライト」をしてました。
金銭には苦労していたのが本当だと思います。
しかし、彫刻、芸術、書道物書きは
日々怠らず磨いていました。
結果寺にはものの見事な石庭、
ご拝の彫刻など知らず知らず
芸術的寺院が現れていきました。
父の亡き後思うことは、
知らないところに、
縁の絆の種を蒔いていたことです。
まず父母のおかげで私たち三人の子供が
産み育てられ生かされていることです。
報恩の心を持つまでに心の中で
気づく時期には父母はいません。
しかし、父母が植え付けた
心の種が今芽吹いていることは間違いない。
今思うこのごろである。
心の相続は大いに難しいものである。
父母ご先祖様の思いを気づかず死んでいく人の多いことか。
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