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はがき伝道 2020年9月1日
はがき伝道 383号 コロナの時代を生きる Ⅰ
はがき伝道 令和2年 9月 383号 真福寺
この大地は、
一万年の縄文時代を経験し
文化を蓄積してきた。
2000年前から現代まで
弥生時代以降の文化を経験して
2020年にたどり着く。
そして今、新型コロナという
世界的疫病の世界に生きている。
日本列島は海により遮断されているため、
他国との交流が難しい島国である。
ボートピープル的な難民が漂着することや、
亡命する人々が来るためには、
飛行機のない時代は、
舟による渡航しかなかった。
いわゆる他民族の侵略という事例は、
一万年の縄文時代にはないといって良い思う。
そんな狩猟採集栽培文化によって
作られた縄文スピリットは
現代社会の深層に
横たわっていることを感じます。
他民族国家の民を
奴隷にして輸入し、
自国の繁栄を築き、
戦争により他国の利潤を
略奪することにより
繁栄した国の場合、
過去の歴史を消滅することにより、
自国の存在価値を合理化する傾向がある。
今の今、
コロナ感染症の蔓延により、
米国、イギリス他ヨーロッパに起こっている、
コロンブス像の破壊、
過去の米大統領の像、
チャーチル像、
南北戦争当時の英雄の撤去などの運動が
起こっているのは、そのためである。
翻って、日本はどうか。
縄文時代より
他民族を奴隷化して、
繁栄するという行為は
皆無である。
他民族が日本に入ると、
融和し、文化の合流により
新しい文化を創造する積み重ねで、
日本文化は現代まで
受け継がれていることが、
世界史の中で見ても
稀な国だといえる。
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