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はがき伝道 2022年4月7日
はがき伝道 402号 ふるさとは
はがき伝道 令和4年4月402号 真福寺
新沼謙治さんの歌に
「ふるさとは今もかわらず」
という歌がある。
「静かに流れる川、
薫る草の青さよ!
緑豊かなるふるさと、
花も鳥も歌うよ!
君も僕もあなたも、
ここで生まれた
ああ、ふるさとは
今も変わらず」
一生懸命働いて働いて、
立ち止まる時間も無いまま、
時代は変化し
自分の人生を過ごしているうちに
ふるさとの山々、
川のせせらぎの音さえ
聞くことを忘れてしまう。
そんな毎日の果てに、
突然病に襲われることもある。
そして戦争が目前に現れることもある。
令和4年2月21日に
ウクライナ東部の独立を承認する形で、
ロシアは軍隊を派遣した。
ウクライナの内部の呼び込みにより
ロシアは戦争に突き進んだのだ。
春の日差しを浴びる暇もなく、
老人や女性や子供たちは
一瞬で真冬の地獄に
突き落とされたのである。
平和の喜びを満喫する風景が
たったの三週間で
ウクライナは廃墟と化したのである。
平和と安全と水は
タダでもらえ、
故郷の温かさを
享受できると思っている
日本人は幸せだと思った。
しかし、
いつ何が起こっても
おかしくないことを
世界の歴史は教えていることを
忘れてはいけないと思う。
「生まれ育った故郷は
今も変わらず」でありたい。
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