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はがき伝道 434号 お盆 

  • はがき伝道 2024年10月6日

    はがき伝道 令和6年8月55号 真福寺

     

    「永遠のいのち」と題して

    庭野日鑛立正佼成会会長は

    『仏の教えをやさしく、わかりやすく

    説きつづけられた臨済宗の松原泰道老師が、

    米寿の歳に詠んだ歌があります。

    「八十八年 亡母に手ひかれ 

    山を越え 川をわたりて 今日をめぐまる」

    盂蘭盆にちなんだ講演のなかで、

    師はこの歌につづけて

    「おかあさん、ありがとう、

    この年までこんな丈夫に

    生かさせていただいてありがとう―」と

    お母様への思慕と感謝の心情を

    率直に述べられておられます。

    盂蘭盆の季節になると無き父母への

    思いが深まるというのは

    私だけではないと思います』と語られている。

     

     8月は旧盆さんです。

    各家にご先祖様が帰ってきます。

    大切な父母、祖父母が笑顔で帰ってきて、

    生きている私たちのお迎えを楽しみにしています。

    生まれるご縁を頂いた父母に感謝しましょう。

    縁によって生まれる絆、

    絆によって生まれるご先祖様との

    法縁血縁が幸せの絆になります。

     

     故松原泰道老師の言葉が今も響いてきます。

    過去のご先祖様から響いてくる

    メッセージを受け止めて、

    未来の子孫繁栄と幸せを伝承するために

    今ある自分を大事にしていきましょう。

     

     かあさん、とおさん、出会ってくれてありがとう。

    私を生んで育ててくれてありがとう。

    たくさん思い出を残してくれてありがとう。

    いつまでも私を守って下さい。

    ありがとう。

    ご先祖様が帰るお盆さんです。

     

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